こんにちは、LIGのAkemiです。「BiTT開発」というオフショア開発事業のアカウントプランナーをしています。
近年、日本のエンジニアのリソース不足や開発コスト削減の解決手法として「オフショア開発」が注目を集めています。私自身「オフショア開発」に対する、様々な課題を開発のご担当者様よりお伺いするケースが多いので、今回はどういったテーマが課題に挙げられやすいか、またどのように解決するべきかの提案もします!
これから、導入を検討している、またはオフショア開発がうまくいかないというお悩みをお持ちの開発ご担当者様はぜひ読んでみてください。
オフショア開発の課題と解決策
エンジニアのリソース不足が解消されたり、コスト削減に繋がったりとメリットのあるオフショア開発ですが、活用する際に生じる課題も存在します。この課題をクリアできないことによって、余分な工数がかかってしまったり、コストの増大に繋がってしまうなど、失敗してしまうケースも多数あります。
それでは、オフショア開発にはどのような課題があるのでしょうか。解決策とあわせてご紹介します。
1、商習慣や文化の違い
一つ目の課題は、商習慣や文化の違いです。良かれと思って、発注元の真意を確認しないまま、作業手順、仕様、納期を変更してしまうことも少なくありません。
仕事に対する意識や時間管理、考え方の差などは事前に認識しておく必要があります。例えば、日本では残業は日常的に行われていますが、海外では普通ではありません。特に、追加賃金を払わないサービス残業を求めるなどは、確実に許容されません。
解決方法
まずは、相手の文化を重んじ、自国の文化を押し付けない態度が重要です。プロジェクトの初動での定義付けやルール作りが非常に重要になります。曖昧な表現や説明は避け、「できる」「できない」何をもって完了なのか、など一意に伝わる文章を心がけるべきです。
日本人が当たり前に使う「これ」「それ」などの指示語を使ったり、よしなに依頼をすることは避け、相手が理解できる的確な表現を意識しましょう。
2、要件や仕様の認識の違い
二つ目の課題は、要件や仕様の認識の違いです。オフショア開発先との要件や仕様調整は、基本的に英語となります。日本語のドキュメントでは、その行間の真意を把握するやりとりも存在しますが、英語の場合は書いていることをそのまま実施することとなり、行間を読む行為は基本的には実施しません。
解決方法
記載内容の漏れや表現の仕方によっては、後のシステム開発でのテスト工程における仕様確認にも影響してくるので、抜け漏れがないように、日本人がドキュメントの作成やチェックしなどをする必要があります。高品質な成果物を低コストで開発するためには、要件・仕様をいかに正確に理解してもらうかがポイントです。
3、コミュニケーション不足による開発のブラックボックス化
三つ目の課題は、コミュニケーション不足による開発のブラックボックス化です。オフショア開発は地理的にも離れており、現地でどのような開発をしているか目で見て把握できません。受注側にマネジメント管理を任せきりしていると、実際に確認できたときには、システム修正に大幅な時間やコストがかかるような状態になっていた、などの問題が発生してしまいます。
解決方法
進捗内容はすべてレポートかテレビ会議となります。自ら積極的にコミュニケーションをとっていく姿勢は大切ですが、同時に、わかりやすく高頻度なコミュニケーションを行うことが必要です。
遠隔地と画面を共有して同時に書き込みできるITツールや、Google Hangoutなどの利用しコミュニケーション全般を日本人を介して行うのが良いでしょう。
また、進捗を確認するためにはあらかじめ、開発ベンダーへ定型フォーマットでの報告を行うようにするのがおすすめ。ドキュメントやソースコードを見せてもらうなどの工夫も必要です。
最も大切な点は、相互の理解にずれが生じない様に可能な限り図解(見える化)することです。納品物と進捗をデータで共有するようにしましょう。
そもそもオフショア開発とは?
オフショア開発とは、WEBシステム、WEBアプリケーション、スマートフォンアプリなど、システム開発や保守などを海外の開発会社などに委託する手法のことを指します。発注元と受注先に経済的格差があることによってコストメリットが生じることから、アウトソーシング先は海外となります。
こちらの記事ではオフショア開発について詳しくまとめています。
まとめ
オフィショア開発の課題は、経営やマネジメントの課題でもあります。ルール作りや手段・手順に関しての課題をクリアにしながら開発を成功へと導きましょう。
ポイントが多すぎてやっぱり不安だなぁという方もいらっしゃるかと思います。ご相談ベースでも構いませんので、気軽にお声がけください!
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