こんにちは! 教育事業部のケビンです。
これからWebデザイナーを目指したいけれど、Webデザイナーの将来性が知りたい、将来にわたり仕事ができるのか不安な方に向けて、Webデザイナーの将来性について解説します。
Webデザイナーの需要について
ここではインターネットの需要とWebデザイナーの需要についてお話していきます。
現在Webデザイナーの需要は?
インターネットの需要は年々伸びてきており、特にスマートフォンが普及してから加速して成長しています。
また、広告に関してもネット広告の市場の拡大などもあり社会全体的にインターネットとの結び付きはさらに強くなってきています。

出典:我が国におけるIT人材の動向(経済産業省)
「我が国におけるIT人材の動向(経済産業省)」においても、IT人材の不足人数は2030年には最大で約79万人になると予測されています。
Web制作を行う上で、デザインを行うWebデザイナーの需要はこの予測と同じく伸びていくと考えることができるでしょう。
また、Webデザイナーはテレワークに対応しやすい業界ということもあり、コロナ渦での新しい働き方にも順応しており、求人などもさらに高まっていくと考えられます。
グラフィックデザイナーとの将来性の差
- グラフィックデザイナーとは
- 雑誌や新聞などの紙媒体の広告、パッケージや看板などのデジタル(Web)ではないデザインを行うデザイナーのこと。
紙媒体の販売額は落ちている?

出典:2020年版 出版指標 年報(公益社団法人 全国出版協会出版科学研究所)
紙媒体の出版物の販売額は年々減少傾向にあります。『2020年版 出版指標 年報』でも、需要の低下がしっかりとわかります。現役世代の紙媒体離れやマスメディアの台頭から、現在のインターネットの普及に伴ってさらに紙媒体の販売額が低下していくことが予測されます。
- 書籍:1996年のピークを皮切りに長期的低下
- 月刊誌:1997年をピークに、以降22年連続低下
- 週刊誌:速報性を重視した週刊誌はスマートフォンなどの普及などが原因となり低下の傾向
紙媒体の需要とバトンタッチのような形でWebの需要はさらに増えていくでしょう。新聞や雑誌などの出版物の電子化も急速に進んでいます。
次でご紹介する求人数が需要の波を物語っています。
各デザイナーの求人数比較
紙媒体の売上の減少が、グラフィックデザイナーの求人数にも影響が出ています。
| グラフィックデザイナー | Webデザイナー | Webディレクター | |
|---|---|---|---|
| 求人数 | 8,194人 | 26,354人 | 20,778人 |
| 年収 | 428万円 | 462万円 | 500万円 |
求人ボックス(2021/06/29現在)
求人ボックスで求人数と年収の比較をしてみると、年収については職種ごとにさほど差はない印象ですが、求人数をみてみると、グラフィックデザイナーはWebデザイナーと比較すると1/3ほどの求人数となっています。
求人という観点からみても同じデザイナーでも、Webと紙媒体のデザイナーの需要の差があることがわかるでしょう。
将来Webデザイナーとして生きていくために必要なことは?
前項よりWebデザイナーの将来性をWebの需要やグラフィックデザイナーとの比較を元にお話しさせていただきました。Webデザイナーとしてずっとお仕事をしていくためには、デザインスキルだけではなくそれ以外のプラスαのスキルが必要となります。
マーケティング
クライアントから、Web制作の依頼を受けた際、デザイナーはデザイン力も必要ですが、マーケティングのスキルを使ったクライアントの目的を達成するWeb制作を行うことを求められることがあります。
あなたがクライアントだったと仮定しましょう。下記のどちらのほうがお金を払ってサイトを作った甲斐がありますか?
1:とても良いデザインのサイトを制作した。社内外からもサイトのデザインの評価が高い。しかし、全くコンバージョン率が低いサイト。
2:デザインはイマイチだが、とてもコンバージョン率が高いサイト。
結果はほとんどの方が2番ではないでしょうか?
とても良いデザインのサイトを作ったとしても、サイトを作って解決すべき課題が解決されていないと、クライアントのサイトに対する満足度は下がってしまいます。
そのため、デザイン力だけではなく、商業的な目的のサイト制作が多いなかで目的を達成するには、マーケティングの知識はとても大切です。また、制作するなかでも、運用を前提としたSEO戦略も行っていく必要があります。
動画編集
Webサイトを見ていくなかでも、動画が組み込まれていることをよく見るようになりました。
バナーも広告動画としてのインディスプレイ広告など、映像を使った広告の需要も年々伸びてきています。

サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表
インターネット広告事業大手のサイバーエージェントの動画広告市場の統計をみると、2020年の2,954億円に対して2024年には6,856億円規模に達する見込みだと発表しています。
ネット広告などでの需要が高まることや、クライアントの要望として動画制作の要望も増えていくと見て取れるため、5G時代に突入するなかで動画編集のスキルも持ち合わせると、Webデザイナーの市場価値を高めることができるでしょう。
そもそもWebデザイナーに必要なスキルとは?
これまでWebデザイナーの需要やプラスαのスキルなどについて紹介してきましたが、そもそもWebデザイナーになるにはどのようなスキルが必要なのかについてもご紹介します。
デザイン知識
Webデザイナーはなんといってもデザイナーなのでデザインスキルは必須です。
色を使わないデザインはありませんので、配色などの色についての知識や、さらには文字を使わないサイトもほとんどないかと思うので、フォントの知識やレイアウトの知識など、それ以外にもデザインをする上で大切なデザインスキルがたくさんあります。
まずは、そのスキルを習得していく必要があります。
デザインツールスキル
IllustratorやPhotoshopをはじめとしたデザインをする際に使用するツールのスキルも求められます。
デザイン知識はあっても、ツールは使ったことがないと実際に働いていくなかで支障が出てしまいます。このスキルを使いこなせるようになるのは、デザイナーとしてとても大切です。
コーディングスキル
HTMLやCSS、JavaScriptやjQueryなどのコーディングスキルも必要です。
Webデザイナーがサイトデザインをすると、実際にWebで使用するためにコーディングの作業も行われます。会社にもよりますがWebデザイナーがコーディング領域を担う場合もあります。
デザインスキルもそうですが、「Web」デザインなので、コーディングのスキルも習得しておくと良いです。
参考記事:WEBデザインをはじめよう
Webデザイナーを目指す方法
未経験からWebデザイナーを目指す方は多く、LIGにも未経験からの転職デザイナーも在籍しています。
しかし、スキルも知識もなくWebデザイナーとして転職することはかなりハードルが高いので、転職を考えたら一度どこかでWebデザインについての勉強を行う必要があるでしょう。
今回はスクールと独学でのメリットとデメリットをご紹介します。
スクール
メリット
・デザインやコーディングなどを短期間で集中して学習ができキャリアチェンジを加速できる
スクールにはしっかりとしたカリキュラムがあります。充実したカリキュラムのなかでしっかりと着実に、そして短期間でのスキル取得が可能です。
・トレーナー(先生)のサポート体制がある
どんな勉強も最初は初心者のなかでわからないことや疑問を抱くことはたくさんあると思います。特にデザインは「これ!」といった正解がないなかで、デザイン知識を習得しながらツールを使いこなせるようになるために学習をするなかで、講師の方のサポートをいただけるのはスクールの最大のメリットです。
独学とは違い、しっかりとフィードバックをいただくことができる環境があるからこそ、デザインスキルを着実に高めていけます。
デメリット
・費用がかかる
スクールによっても様々ですが、学ぶためにお金がかかるのはスクールのネックな部分です。スクールに通いたいけど、金額面が心配だから費用の安いところにしたいという考えはやめましょう。費用面もそうですが、どんなことが学べるのかもしっかりと見極めてスクールに通うのが良いでしょう。
独学
メリット
・スクールに比べてお金がかからない
先ほどスクールは費用がかかるとお伝えしましたが、独学はスクールに比べると費用がかからないことが多いです。初めて学習するなかで、費用がかからないのは学習を始める上でありがたいことでしょう。Webデザインを始めたい人は、まず独学で始めてみるのが良いかもしれません。
・自分自身のペースで勉強できる
独学での学習はスクールと違って学習期間などカリキュラムの具体的な日程などが決まっていません。お仕事と並行して行うなかで、自分のペースで学習できるのは魅力の一つです。
デメリット
・フィードバックを受ける環境がない
スクールのように講師の方がサポートを行ってくれるなどの、フィードバックを受ける環境がありません。デザインは、数学や英語などと違い、答え合わせや正解がないため、フィードバックの環境がないのはかなりのマイナスなこととなります。
周りからフィードバックをもらえる環境があると独学でも学習がさらに有意義になります。
・ペースもやる気も自分自身
上記で記載した「自分自身のペースで勉強できる」はとても魅力がある反面、期間が決まっていない分怠けてしまったり、挫折してしまうことも多くあります。自分のペースのなかでもしっかりとスケジュール管理を行う必要があります。
キャリアアップへの流れ
Webデザイナーはキャリアップにするにあたって様々な選択肢があります。それぞれに必要なスキルも違いますし、年収もそれぞれ変わってきます。実際にWebデザイナーとなってプラスαのスキルを身につけて、キャリアアップを目指してみましょう。
Webデザイナーの気になる年収とキャリアとは?需要はあるの?
キャリアとそれぞれの年収については上記記事を参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実際にWebデザインの将来性をご理解いただき、Webデザイナーになりたいと思っていただけましたでしょうか? これからWebの需要は年々伸びていきます。それに伴っていろいろな知識やスキルも求められます。
Webデザイナーになるのがゴールではなく、Webデザイナーになってからその先一生Webデザイナーとして働いていくためにはプラスαなスキルも必要になってきます。
他のWebデザイナーにはない自分自身で誇れるプラスαのスキルを身につけていきましょう。
以上ケビンでした。
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